7つの激変──いかがわしい者たちが主役の「インターネット産業」30年史

7つの激変──いかがわしい者たちが主役の「インターネット産業」30年史 書籍の断片 – Books

川邊健太郎(著)|2026年6月24日発売(予約受付中)

LINEヤフー前会長・川邊健太郎氏による 初の著書。 孫正義、三木谷浩史、藤田晋という 日本IT界の3名が推薦する話題作。

本書は、インターネット産業が「怪しい技術」と呼ばれていた時代から、 巨大産業へと変わっていく 30年の変化 を、 “現場の当事者”として見てきた著者が語る歴史書であり、 同時に AI時代への実践的な戦略書 でもある。

■ 1|「いかがわしい技術」が世界を変えていくまでの30年

著者が語るのは、 インターネットがまだ信用されていなかった頃から、 生活の中心になるまでの 7つの転換点

  • 誰も儲からないと思われていた検索
  • 友達の昼飯を見るだけのSNS
  • 無法地帯だった動画プラットフォーム
  • 割に合わないと言われたネット通販
  • 勘とセンスで回っていた広告
  • 世界一になれなかった日本のネット文化
  • 異端視されていた若者たちの起業

これらがどのように巨大市場へ変わり、 新しい職業や文化を生み出したのかを、 “当事者の視点”で描いている。

■ 2|AI時代は「インターネットの続き」ではなく“別の物語”

本書の核心は、 AI時代はインターネットの延長ではなく、まったく新しい物語である という著者の視点。

  • インターネットの30年は、AIが登場するための“地ならし”だった
  • これからの変化は、過去の比ではない
  • 既存の巨人(ジョブズ、ベゾス、ザッカーバーグ)すら忘れられる可能性

著者は、インターネット黎明期の“熱狂と混沌”が、 今のAIの状況と驚くほど似ていると語る。

そのため本書は、 過去を振り返る歴史書でありながら、未来の読み解き方を示す本 という二重構造になっている。

■ 3|7つの激変(章構成)

第1の激変:検索

誰もビジネスになると思わなかった検索が、 生成AIの基盤をつくるまで。

第2の激変:SNS

“友達の昼飯”から始まったSNSが、 可処分時間を支配する巨大産業へ。

第3の激変:動画

無法地帯だった動画投稿が、 新しい職業と文化を生み出すまで。

第4の激変:通販

採算が合わないと言われたネット通販が、 生活インフラへ変わるまで。

第5の激変:広告

勘とセンスの世界が、 データと数学に置き換わるまで。

第6の激変:文化

“ネット敗戦国”と言われた日本で、 世界一のユーザー文化が生まれるまで。

第7の激変:起業

異端視されていた若者たちが、 世界のルールを変える存在になるまで。

どの章も、 “現場で何が起きていたのか” “なぜそれが転換点になったのか” が具体的に語られる。

■ 4|本書が示す「AI時代のヒント」

著者は、インターネットの30年を振り返りながら、 AI時代に必要な視点をいくつか提示している。

  • 技術は最初「怪しいもの」から始まる
  • 既存の常識は必ず壊れる
  • 若い世代が新しい市場をつくる
  • 変化の中心は“周縁”から生まれる
  • 大企業よりも個人の動きが早い

これらは、AI時代の“読み方”としても機能する。

■ 5|こんな読者に向いている

  • インターネット産業の歴史を当事者視点で知りたい
  • AI時代の変化をどう捉えるべきかヒントがほしい
  • 起業・事業づくりの視点を学びたい
  • 技術の変化が社会をどう動かすか興味がある
  • LINE・ヤフー・IT企業の裏側を知りたい

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