2019年に刊行された 『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』 は、 長く親しまれてきたクトゥルフ神話TRPGを、 現代的な遊びやすさへと再構築した“新版(7版)”の基本書。
探索者の作成、技能ロール、戦闘、魔術、 そして神話生物やクリーチャーのデータまで、 卓を囲むために必要な要素がすべてまとまった一冊になっている。
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■ 1|どんな本なのか
本書は、 H.P.ラヴクラフトの神話世界を舞台にしたホラーTRPGの“新版ルールブック”。
- 探索者の作り方
- ダイスロールの仕組み
- 技能の扱い
- 戦闘ルール
- 魔術
- 神話生物・クリーチャー
- 神々の設定
といった“物語を動かすための基礎”が、 読みやすい構成で整理されている。
旧版の雰囲気を残しつつ、 判定方法や技能の扱いがより直感的になったのが特徴。
■ 2|内容のポイント
● ① 探索者の創造
キャラクター作成の流れが丁寧に解説されている。
- 能力値
- 技能
- 背景
- 人間関係
- 装備
“どんな探索者が物語に向いているか”を考えやすい構成。
● ② ダイスロールと技能判定
新版では、 成功度(レギュラー/ハード/イクストリーム) の概念が導入され、 判定の幅が広がっている。
- 成功度による結果の違い
- プッシュロール
- 幸運ロール
物語の緊張感を自然に演出できる仕組み。
● ③ 戦闘・魔術のルール
ホラーTRPGらしい“危険さ”を保ちながら、 扱いやすい形に整理されている。
- 戦闘の流れ
- 回避・受け流し
- 魔術の代償
- 神話技能の扱い
“戦えば勝てる”とは限らない世界観が、 ルールにしっかり反映されている。
● ④ 神話生物・クリーチャーのデータ
クトゥルフ神話に登場する存在が、 設定と数値の両面から紹介されている。
- 神々
- クリーチャー
- 魔道書
- アーティファクト
読み物としても楽しめる資料パート。
● ⑤ キーパーのためのガイド
物語を進行するキーパー向けに、 シナリオ運営のヒントがまとめられている。
- 情報の出し方
- 恐怖の演出
- NPCの扱い
- シナリオ構造の考え方
初めてKPを務める人にも読みやすい内容。
■ 3|どんな人に向いているか
● 新クトゥルフ(7版)を始めたい人
基本ルールがすべて揃っている。
● 旧版から移行したい人
成功度やプッシュロールなど、新要素を理解しやすい。
● KPとして卓を運営したい人
恐怖演出や情報整理のヒントが役立つ。
● 神話世界を資料として読みたい人
クリーチャー・神々の設定が充実している。
■ 4|読みどころ
本書の魅力は、 「恐怖をどう演出するか」が、ルールと物語の両面から整理されている点。
- 成功度による緊張感
- プッシュロールのリスク
- 正気度の揺らぎ
- 神話技能の危うさ
こうした要素が、 “クトゥルフらしい体験”を自然に生み出す仕組みとして機能している。
読み物としても、 クトゥルフ神話の世界観を静かに味わえる構成。
■ 5|書誌情報
- 書名:新クトゥルフ神話TRPG ルールブック
- 著者:サンディ・ピーターセン ほか
- 発売日:2019年12月20日
- 仕様:単行本
- ジャンル:TRPG/ホラー/ルールブック
■ 6|まとめ:新版としての“遊びやすさ”と“恐怖”が両立した一冊
『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』は、 旧版の魅力を残しながら、 現代的な遊びやすさへと調整された“新版の基本書”。
- 探索者作成
- 技能判定
- 成功度
- プッシュロール
- 戦闘・魔術
- 神話生物
- KPガイド
これらを一冊で確認できるため、 これからクトゥルフを始める人にも、 長く遊んできた人にも扱いやすい内容になっている。
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