2015年の日本。 日常の裏側には、 誰も気づかない“なにか”が静かに潜んでいる。
『クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2015』(2015年9月30日発売)は、 そんな“現代日本”を舞台に探索を行うためのソースブック。
『クトゥルフ2010』『カルト・ナウ』の流れを受け継ぎつつ、 アーティファクト、現代テクノロジー、妖怪、都市伝説、 個性的な職業、シナリオ作成支援などを大幅に拡張。
現代日本での探索をより深く、より自由に描くための一冊になっている。
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■ 1|どんな本なのか
本書は、 “現代日本を舞台にしたクトゥルフ神話TRPG”を遊ぶための追加ルール・設定集。
- アーティファクトの導入・自作ルール
- 日本古来の刀剣・呪具
- 現代テクノロジーの扱い
- 妖怪・都市伝説の導入方法
- 個性的な現代職業(ネットタレント、ビデオジャーナリストなど)
- ランダム特徴付けルール
- 狂信者・深きものの血を引く探索者
- 新しい銃器・魔道書データ
- 3本のシナリオ+ソロシナリオ
“現代日本での探索”に必要な要素が、 幅広く、落ち着いたトーンで整理されている。
■ 2|内容のポイント
● ① アーティファクトの導入・自作ルール
クトゥルフ2010では扱いきれなかった アーティファクト(呪具・刀剣・古物) を本格的に導入。
- 日本古来の刀剣
- 伝承に基づく呪具
- 自作アーティファクトの手順
- 物語への組み込み方
“現代日本の怪異”に自然に馴染む構成。
● ② 現代テクノロジー・都市伝説・妖怪の扱い
スマホ、ネット、監視カメラ、SNSなど、 現代ならではの要素をどう物語に組み込むかを解説。
- 情報収集の変化
- 都市伝説の扱い
- 妖怪を神話的存在として導入する方法
“現代の怖さ”を演出しやすい。
● ③ 個性的な現代職業の追加
探索者の幅を広げるため、 現代日本らしい職業が多数追加。
- ネットタレント
- ビデオジャーナリスト
- セキュリティ関連
- クリエイター系
- 特殊技能を持つ職業
さらに ランダム特徴付けルール で、 探索者に“クセ”を持たせることもできる。
● ④ 狂信者・深きものの血を引く探索者
より“危うい探索者”を扱うための追加ルール。
- 狂信者としての行動指針
- 深きものの血による変化
- 物語への影響
通常の探索者とは違う視点で物語を描ける。
● ⑤ シナリオ作成支援「シナリオグラム」
ダイスロールでプロットを作る仕組み。
- 事件の発端
- 重要人物
- 舞台
- クリーチャー
- 結末の方向性
即興でシナリオを作りたいKPにとって便利。
● ⑥ 3本のシナリオ+ソロシナリオ
通常のシナリオに加え、 1人で遊べるソロシナリオ を収録。
仲間がいないときでも、 “クトゥルフの空気”を味わえる構成。
■ 3|どんな人に向いているか
● 現代日本でクトゥルフを遊びたい人
都市伝説・妖怪・現代技術を自然に扱える。
● 探索者の個性を強めたい人
職業・特徴付け・血統などの追加要素が豊富。
● KPとしてシナリオを作りたい人
シナリオグラムが強力な支援になる。
● 2010・カルトナウを持っている人
組み合わせることで“現代日本クトゥルフ”が完成する。
■ 4|読みどころ
本書の魅力は、 「現代日本の怪異を、クトゥルフ神話として自然に扱えるようになる」 という点。
- 都市伝説
- 妖怪
- SNS
- 現代の犯罪
- 日本古来の呪具
これらが“神話的恐怖”と結びつくことで、 独特の空気を持つシナリオが作れる。
読み物としても、 “現代日本の裏側に潜む何か”を静かに感じられる内容。
■ 5|書誌情報
- 書名:クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2015
- 著者:坂本雅之、内山靖二郎 ほか
- 発売日:2015年9月30日
- 仕様:単行本
- ジャンル:TRPG/現代日本/ソースブック
■ 6|まとめ:現代日本の“怪異”を描くための決定版ソースブック
『クトゥルフ2015』は、 現代日本を舞台に探索を行うための要素を、 幅広く、丁寧にまとめたソースブック。
- アーティファクト
- 現代テクノロジー
- 都市伝説・妖怪
- 個性的な職業
- 狂信者・深きものの血
- シナリオグラム
- ソロシナリオ
“現代日本のクトゥルフ”を遊ぶなら、 手元に置いておきたい一冊になっている。
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